自分が有利になるように資格を取得しよう

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工事現場で働きたい人に向いている資格とは

携われる工事の内容

1級建築士、2級建築士、さらに木造建築士の資格があると覚えておきましょう。
どの資格でも持っていると、建物を設計したり施工したりできるようになりますが、工事の対象となる建物がそれぞれで変わります。
1級建築士の資格は、全ての建物の工事に携わることができます。
しかし2級建築士は、小規模な建物のみとできる範囲が限定されてしまいます。
木造建築士だと小規模で、2階までの木造の建物だけという決まりになっています。

一般的な住宅を建てる仕事なら木造建築士の資格だけでも十分ですが、もっと仕事の範囲を広げたい場合は、2級や1級の資格を取得してください。
最初は木造建築士の資格を得て、次は2級、そして最後に1級の資格を取得するという流れがおすすめです。

試験を受けられる人

建築士の資格を得るためには、学科試験と設計図面試験をクリアしなければいけません。
片方だけでは資格を得られませんが、学科試験に合格して設計図面試験を落ちてしまった場合は、翌年と翌々年は学科試験を免除できるので諦めずに挑戦していきましょう。
ちなみに1級建築士の資格を得るためには、4年制大学を卒業している人は2年、3年制の短期大学を卒業している人は3年、2年制の短期大学や専門学校を卒業している人は4年の実務経験が必要です。

2級建築士や木造建築士の場合は、大学や短大を出ている人は実務経験がなくても試験に臨めます。
高校で指定科目を修了した人は3年、学歴を一切持っていない人は7年の実務経験があれば良いという決まりになっています。


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